乗り換えではなく、新しく光回線を申し込みたい場合、光コラボとフレッツ光ではどちらが良いのでしょうか。
光コラボのほうが、フレッツ光よりも月額料金を安く済ませることが可能です。
光回線だけだと、その差は月数百円程度で、それほど変わりない場合もありますが、スマートフォン・SIMカードなどとのセット割を活用すれば、毎月数千円の節約が可能になるケースもあります。
例えば、家族4人がそれぞれNTTドコモのケータイやスマホを使っていて、大容量のパケットシェアを使っているのであれば、「ドコモ光」を導入してセット割を適用することで最大月額3200円の割引となります。
また、一人暮らしでソフトバンクのスマホを使っているケースでは、「SoftBank 光」を導入してセット割(スマート値引き)を適用すると、最大月額2000円の割引となります。
毎月の支払先も、光コラボ事業者に一本化できるので、支出の管理もカンタンになります。
ただし、光コラボで新規に申し込むと、将来ほかの光コラボ事業者やフレッツ光に移転したくなった場合には、解約したうえで改めて光回線を申し込む必要があります(2015年2月現在)。
フレッツ光であれば、インターネット接続サービスのプロバイダは自由に選べる上、いつでも切り替えることができますので、そのときの状況に合わせてサービスが選べるというメリットがあります。
また、フレッツ光はNTT東西との契約になりますので、そのほかのスマホやSIMカードの契約とはまったく別のものとして利用できます。
例えば、ドコモからauにMNPしてもフレッツ光の光回線には何の関係もありません。
そのときどきの状況に合わせて、スマホやSIMカードの会社(キャリア)を柔軟に見直していきたいと考えているのであれば、最初から光回線はフレッツ光で申し込んでおいたほうが便利でしょう。
このように、光コラボとフレッツ光のそれぞれのメリットを踏まえて、光回線の申し込み先を考えてみましょう。