「ドコモのスマホを使っているけど、フレッツ光からOCNの光コラボに乗り換えたい」
「IIJの格安SIMを使っているけど、フレッツ光からドコモ光に乗り換えたい」
フレッツ光から光コラボに乗り換える(転用する)場合、スマホやSIMを契約している会社と同じでないと申し込みできないと思っている方もいるようですが、そんなことはありません。
同じ会社に乗り換えるとセット割が適用されるケースが多いのですが、だからといって必ずしも同じ会社の光コラボに申込む必要は無く、好きな会社の光コラボを選ぶことができます。
ドコモのスマホ+OCN光、IIJの格安SIM+ドコモ光、というような形でも問題無いのです。ただし、この場合は「ドコモ光パック」などのセット割は適用されません。
セット割が適用されなくても、あえて異なる会社の光コラボを選ぶ場合もあります。
プロバイダが選べない光コラボ会社のスマホや格安SIMなどを利用している場合が当てはまるでしょう。
ドコモ光のように、光回線のプロバイダを選べる場合はあまり問題無いのですが、例えばIIJの格安SIMと、フレッツ光+OCNを使っていて、光コラボに乗り換えたいと考えた場合、IIJの光コラボ(IIJmioひかり)に乗り換えると、OCNのメールアドレスなどが使えなくなってしまいます。
これを避けるためには、OCNの光コラボ(OCN光)に乗り換えるという選択肢があります。セット割は使えませんが、フレッツ光よりもOCN光の方が月額料金が安くなるケースが多いので、十分節約になりますし、OCNのメールアドレスなどもそのまま使い続けられます。
このように、単純にフレッツ光のプロバイダを変えずにそのまま光コラボに乗り換えるだけでも月額料金を抑えられるケースも多いです。プロバイダを変えなければ、メールアドレスの変更といった面倒なことも起きません。
どうしてもセット割に目が行ってしまいがちですが、割引内容が複雑で結局何がおトクなのか分からなくなってしまうこともありますので、シンプルに考えることも大切です。